塩谷 こころの俳句のご紹介

銀鱗や
　渓谷うらら
　　日が昇る

季語→うらら
意味→渓谷に日が当たって、魚達が喜んで泳いでるように見える。また太公望（釣り人）も喜んでいる様子が目に浮かびます。

木枯らしの
　尾根より望む
　　寒霞渓

季語→木枯らし
意味→その昔、店主、塩谷が登山をしてた時の想い。山全体が燃えるように染まる秋の紅葉が魅力的で目に浮かびます・・・。

錦秋の
　スワンボートで　
　　町興し

季語→錦秋
意味→先日行なわれた、地元相模湖のイベント「足こぎスワン世界大会IN SAGAMIKO」風景。わたしの知り合いも出場していましたｗなんてレース名だったのだろう(・・?

夕暮れに
　仄かにともる
　　お盆かな


季語→お盆
意味→亡き人の面影がうっすら浮かぶ

根を張りて
　葉を窄め
　　梅雨はいつ来る

窄め（すぼめ）

意→雨がいつ来るか、葉も窄めて蒸発しないよーに植物が耐えている、根を伸ばして生きる為頑張っている様子。

5月俳句

願い込め
　話が弾む
　　かしわ餅

かしわ餅→季語
意味→端午の節句のお祝いの席で、孫の将来の話に花が咲く。

野原にて
　雲雀の高さ
　　のほほんと

季語→雲雀（ひばり）春の季語
意味→天気の良い野原で雲雀が鳴きながら、高くどんどん上がって行く穏やかな春の日

卒業は
　遠大の夢
　　門出へと

季語→卒業
意味→遠く大きな夢へ踏み出す

2月俳句

如月の
　声高らかに
　　コジュケイら

季語→如月（きさらぎ）
意味→寒い冬が終わり、春に向かってコジュケイが「ちょっと来いちょっと来い」と鳴いている。

コジュケイ→「ちょっと来いちょっと来い」とマジ鳴くらしいｗ

(笑)

窓越しに
　半月眺め
　　どちらかな

意味→窓から月を見ていたら、
上弦の月か、下弦の月かなとふと思った…


※月から見た太陽の方向を基準に
90度の瞬間が上弦（半月）
180度の瞬間が望（満月）
270度の瞬間が下弦（半月）
と定義されてる。

故郷は
　山紅に
　　空高し

季語→山紅
意味→山は紅（くれない）に染まって秋の青空は高く澄み渡ってるヨという情景

心込め
　茄子と胡瓜の
　　馬に乗せ

季語→茄子・胡瓜

意味→お盆にご先祖様を迎える句

外界は猛暑
　さわ風に
　　避暑地かな

季語→避暑地

意味→外界は亜熱帯のような暑さ…渓谷に釣りに足を運んで、沢の風が頬に当たり、ふと避暑地に来たような気持ちになった。

6月の俳句

風に揺れ
　雨に打たれて
　　さくらんぼ


季語→さくらんぼ

意味→風に揺れ、雨に洗われて綺麗に見えるさくらんぼだよー

5月の俳句

炊き込みの
　香り豊かに
　　漉油

季語→漉油（コシアブラ）

意味→山菜の女王と呼ばれてる漉油（コシアブラ）を炊き込み御飯にした句

4月の句

旅立ちの
　一粒の種
　　夢いくつ

季語→旅立ち

意味→夢は無限、心掛けと努力次第だよ

3月季語→蕗の薹（ふきのとう）　

畔（くろ）意味→田と田の境界に土を盛り上げた所

畔（くろ）　だけど漢字変換は（あぜ）で出る